ローズ家の台所

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2019年 05月 11日

フィレンツェその25 メディチ家礼拝堂 、ヴェッキオ宮殿とガリレオ博物館

あいにく雨の日曜日でしたが、最後の週末なので朝から観光に。
メディチ家礼拝堂は8時15分からなので朝一番ですと空いています。

ミケランジェロが設計と装飾を手掛けた新聖具室。
じゅりあーの・デ・メディチが『行動』で昼と夜の寓意像。
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ロレンツオ・デ・メディチが『思索』で曙と黄昏の寓意像。
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何回来ても新しい感動が!ってただ忘れているだけの様な。

君主の礼拝堂は豪華な貴石加工がふんだんに施され、
そのスケールの大きさに圧倒されます。

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別の日ですが(入り口も違うので)メディチ家礼拝堂に接しているサン・ロレンツオ教会にも行きました。


ブルネレスキ設計でアーチも柱も細身で洗練された優雅な教会です。
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そしてヴェッキオ宮。美しい中庭にヴェロッキオのイルカを抱いたキューピッドがなんともお似合い。
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立派な500人広間。これが最初の計画通り、レオナルドダビンチとミケランジェロの競作の壁画で飾られていたとしたら、どうなっていたんでしょう?天井や壁画はコジモ一世のお抱え芸術家のヴァザーリ工房が手掛けています。コジモ一世ってどこまでも絢爛豪華。
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フランチェスコ一世の書斎は小さいのですがドアまですべてマネリズムの彫刻や絵画で埋め尽くされています。
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一見質実剛健な外見からは想像つかない様な豪奢ぶり。
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実は10年前、娘とヴェッキオ宮の中でフレスコ画体験をしたことがありました。
体験クラスの後ヴェッキオ宮の案内をしてもらったのですが、どこをどう通ったか思い出せないでいた所、懐かしい場所が!
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ここだ!
小憎たらしい偉そうなアメリカ人の子供達ツアー。フレスコ画体験も娘の同級生家族がアレンジしてくれてタダ乗りした私達。今年も6月になってアメリカが夏休みになるとフィレンツェにアメリカ人家族が来るのでしょうね。
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アメリカ人の子の見分け方。腰に手をやる。

その後一応ガリレオ博物館へ。
ここも綺麗に改装されていました。
ちゃんと残っているガリレオの望遠鏡。
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ガリレオの2本の指と歯もありました。

フィレンツエは見るもの沢山で段々あまり驚きがなくなってきますが、よく考えると国宝級のものばかり。本当に凄いです。


by flouribunda | 2019-05-11 05:52 | ローズ家IN FLORENCE ‘19 | Trackback | Comments(0)


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