ローズ家の台所

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2015年 11月 03日

リフォーム計画 台所の使いにくさを考える

リフォーム記事は隔日投稿予定です。

過去記事はカテゴリ『ローズ家夫婦の家』
もしくはタグ『家修理』
からどうぞ。

今現在進行中の改修工事につきましては
今後引き続き投稿予定です。


15年前に満足して改修した台所(過去記事 台所BEFORE画像 その1−その12に詳しく書きました。)でした。

15年が経ち台所の器具やカウンタートップの老朽化や、都合よく家を数ヶ月留守にする、ということも今回リフォームを決断した大きな理由ですが、
台所が使いにくくなってきたこともあります。
まずは何が使いにくくなってきたのか考えました。

1。オーブン
我が家ではパンやお菓子はほとんど家で作っています。
自宅でするパーティの回数は減りましたが、やはり大人数のお食事を作る時にオーブンは便利です。
2人の食卓になった今でも使用頻度はそれほど変わりなく、よく使っています。

けれど熱い重いお鍋やお皿の出し入れが、年々危なっかしくなってきました。
これまで少々のやけどぐらいでひどい怪我をしたことはありませんが、
最近ではかなり気をつけて使っています。
このまま使い続けていたら、うっかりよろけて一度は頭から突っ込むかも?と怖くなってきたのも事実。

そのため使いやすい簡単な卓上オーブンも買いましたが
大きなオーブンを使わないわけにもいきません。
リフォーム計画 台所の使いにくさを考える_e0178312_05564914.jpg
(たとえばビーツや焼き芋を作っている横でグラノラ(今回は蕎麦の実)を乾かしながらエビのコンフィを作ってたり。一度使い慣れると、この包容力はたまりません。)

アラフィフ世代の台所の一番の望みがしゃがまなくてすむ壁オーブンだそうです。大きくうなずいてしまいます。
ベビーブーマー世代が還暦近くになり、家の買い替え需要が高まっているアメリカでは台所リフォームは予算、スペースの許す限り壁オーブンにした方が良いと言われています。リフォームをするならば絶対譲れない点です。

2。動線が長い
ある程度の大きさが求められるアメリカのキッチンではどうしても動線が長くなりがちです。それがだんだんと使いこなせなくなってきました。
気がつくと塩や胡椒などすぐ手に取りたいものを2つづつ用意するようになってきました。ボウルなどの調理道具も分けておいたり、知らずのうちに動く距離を自分で減らそうとしているのです。お鍋やお皿を持って移動してうっかり落とす、なんてことも。我が家のシンクのカウンターとクックトップは40インチ(約1メートル)離れていて、その距離が広すぎると感じるようになってきました。
リフォーム計画 台所の使いにくさを考える_e0178312_06033975.jpg
カリフォルニアではそこそこ平均的な広さのお台所かもしれませんが、アメリカの平均で言ったら決して広くはないです。
それで広すぎると感じるようになってきたら、どうしたらいいのでしょう?
(アメリカでリフォームで台所を広くすることはあっても、狭くしたら資産としては絶対にマイナス効果になります。)

3。上のキャビネットが多い。
手がとどかないのでどうしても踏み台が必要になります。その踏み台をふみ外しそうになったり、片付けていなくて躓きかけたり。これも寄る年波ですね。もちろん肩が痛くて手が届かない〜という時期も経験。今はいつのまにかそれは治ってますけれど。(四十肩あるある。)いつまた襲ってくるやら、とひそかに怯えています。


4。台所が通り道にある
リフォーム計画 台所の使いにくさを考える_e0178312_04154093.jpg
2013年の12月までは上のような間取りでした。(縮尺は適当です。)
ダイニングルームだった部屋を主人の書斎にし(上の写真の奥の部屋)、2013年1月にその上の2階の部屋を娘の部屋にリフォームしたこともあって、カウンタートップに台所以外のものが増えだしました。家全体を使えるようになって良かったのですが、その通り道にある台所のカウンタートップが書類などの一時置き場になることが多くなってきました。広いはずのカウンタートップがいざという時にスペースが空いてない、と感じる場面が多くなってきました。現在の間取りは下の様です。
リフォーム計画 台所の使いにくさを考える_e0178312_04160272.jpg


5。犬のスペース
犬を飼いだした4年半前、犬のトイレなどはファミリールームでお客様の目につきにくいところ(もちろんお友達などには目をつむってもらっていましたが)でした。でもそのファミリールームをダイニングにしたためにお客様の場合は見苦しいことになってしまいました。よっぽどのお客様の時は隠しましたが、その場所に慣れている犬のこと、失敗するかもしれないと思うと気が気でありませんでした。

リフォーム計画 台所の使いにくさを考える_e0178312_06164183.jpg
私たちにとっては家族同様の犬ですが、お客様となるとそういうわけにもいきません。

あれほど悩んで作った台所です。
これらをどうやって解消するのか?出来るのか?
難題でした。



リフォーム記事を書くにあたって、ブログのカテゴリーを加えました。

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by flouribunda | 2015-11-03 00:26 | ローズ家夫婦の家 | Trackback | Comments(0)


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