ローズ家の台所

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2011年 04月 05日

外国語選択

パンサーはアメリカでは現在5年生、9月からは6年生、中学生となります。アメリカでは中学1年ではなく、中学生は6年〜8年生と呼ばれます。また、学校によっては7年生から中学校というところもあります。小学校生活も残す所、2ヶ月をきってしまいました。高校までエスカレーター式の学校なので、学校でも進学の準備が着々と進んでいます。

カリフォルニアでは小学校からスペイン語を習います。小学校の間はテストもあまり厳しくなく、基本的に外国語に慣れるため。そしてパンサーの学校ではいよいよ6年生から本格的に外国語として、フランス語、ラテン語、中国語、スペイン語の中から1つ選択して3年間習います。今年になって、それらのお試しクラスが2週間づつ行われました。毎回新しい言葉を習ってきて楽しそう。そして約2ヶ月後、希望順位をつけ、自分がその言語を選んだ理由をレポートにして提出する課題がありました。

親の希望は間違いなく中国語。これから必ず必要になる言語ですし、漢字のできる日本人には成績にも有利です。(ああ、大人ってイヤ) 中国人の多いカリフォルニアでは勉強できる環境も整っています。しかし、親の言うとおりに子供は思うわけがない。一応親の承認も得なくてはいけないことになっていますが、言っても無駄なので、親からは「もうどれでもいいから、良い成績をとれる言語にして。」(ああ、大人ってイヤ)

そしてパンサーが選んだのはラテン語。ラテン語は英語やヨーロッパの言語の基本でもあるから、難しい言葉など特にラテンを勉強しておくと理解しやすいからだとか。もちろんそれはわかるけれど、、、日本でだって古文を勉強する訳だし、、、だけど、あ〜た、ラテン語よ、ラテン語。古今東西、難しいものの代名詞じゃない。わざわざそんな難しいもの選ばなくても、、、、。

クラスに人数制限があるため、希望者が多い場合はレポートの成績で選ばれるそうです。春休みにラテン語大好き長文レポート(絶対長期保管要です。テストの前には壁に貼りましょう!)を書き上げ提出しました。皆の希望はどうだったかというと75%の生徒がラテン語が第一希望だったとか。なぜそれほど人気?と思ったら、、、

答えは親も同席の説明会ですぐに明らかになりました。担当の先生がそれぞれの言語クラスの紹介をしてくれました。ラテン語の紹介で出てきたのは190cmはあろうかという長身の、きっと演劇少年であったろう、若き日のトムハンクスを思い起こさせる様な素敵な先生。ああ、もう反則。彼が中国語教えていたら、絶対中国語にしてくれていただろうに、、、

外国語選択_e0178312_14405089.jpg写真はこの3月補習校でいただいた通知表。日本の学校と一緒です。そして先週の土曜日から小学5年生がスタートしました。日本の学年ではまだまだ小学生。でもアメリカではもう気分は中学生。なんだかそのギャップがちょっと難しいお年頃でもあります。もうちゃんと中学生扱いしてあげないとね。


今日もご訪問ありがとうございます。
「なんで皆がラテン語やりたいかわかったわ。あの先生でしょ。」
「えっ、信じられない、イヤだ、そんな風に思ってたの?私はちゃんとためになるからラテン語選んだのに。」
そう大人ってイヤなの。たどってきた道だからわかっちゃうの。
でも、ま、いいや、どんな理由でも、あの先生だったら勉強にも身が入りそう。私も教えてもらいたい。


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by flouribunda | 2011-04-05 23:44 | | Trackback | Comments(2)
Commented by スコット at 2011-04-06 05:49 x
さすがパンサーちゃん、ラテン語とは。公立の学校では外国語の選択はありませんが、先生はとっても重要ですよね。私の娘も6年生になって昨年の秋には7年生の気に入った男の子の事をよく話していましたが、今では全く相手にされなかったせいか、そんな事もどこへいったやら。でもお年頃ですからねえ。
Commented by flouribunda at 2011-04-06 11:35
スコットさん、

同じアメリカでも学校によってカリキュラムがかなり違いますよね。
本当先生の善し悪しでかなり取り組み方が違います。重要です。
早くそういう話が聞けないか?とうずうずしてるんですけどね、、、まだ浮いた話はないなあ。でもそうなったらそうなったで、そんな話ばかりになったりして、、、。若いっていいですね。中学生、うらやまし。


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