ローズ家の台所

crowncity.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2009年 11月 05日

Teacher Appreciation Lunch

Teacher Appreciation Lunch_e0178312_15362086.jpgまた学校の話題です。本当人使いの荒い学校です。というか、PTAがとっても活発です。学校で働いてるんじゃ?と思うようなお母さん達が(お父さんも)沢山います。自分の子供が学んでいる学校なんだから、より良い環境にするためにお手伝いするのは当たり前、という感覚なんですね。親のボランティアが活発であればあるほど学校はよくなるー>入学希望者が増えるー>優秀な子供が多くなるー>さらに学校が良くなる。もちろん働いているお母さん達も多いのですが、仕事を押し付けあっている風はまったくありません。

小学校では年3回PTAが主催の先生方を招待するランチ会があります。今回はパンサーの学年が担当でした。20人ぐらいで手分けして、一人8名から10名分ぐらいを用意します。メインディッシュ、サイドディッシュ、サラダ、パン、デザート、お花などから選べます。私はメインディッシュを担当しました。別に手作りである必要はなく、買ってこられる方も半分ぐらいいらっしゃいます。


Teacher Appreciation Lunch_e0178312_15391825.jpg前回も評判が良かったミートローフを作っていきました。うちのミートローフは1/3ぐらいお野菜が入ります。玉ねぎ、ピーマン、にんじん、マッシュルーム、ハーブを適当に一杯いれて、ミルクに浸したパン、卵、牛と豚の固まり肉はフードプロセッサーでミンチにします。あっ、それとかかせないのはベーコンかサラミ。それらをよーく練ったら形にまとめて上に油を塗ります。200度Cのオーブンで外側が色づき、竹串をさして澄んだ肉汁がでてきたら出来上がり。受けが良くて、簡単で、安上がり。

Teacher Appreciation Lunch_e0178312_1611363.jpg焼きあがったら、焼皿に残った肉汁の中に赤ワインをいれて煮詰めます。家でいただく場合はそこに自家製トマトソースなどでデミグラス系のソースを作るのですが、人が集まるところに持っていく場合はまよわず、ケチャップととんかつソースをドバドバ。いや~これが受けるのです。アメリカ人、とんかつソース大好きです。うちではお好み焼きと一年に1度か2度しか作らないとんかつのために常備しているとんかつソース。こういう時に使い切ります。使い捨て容器でないといけないので、盛り付けも何もあったものではありませんが、良く売れたそうです。

この日のために生徒達は自分の先生に手紙を用意します。パンサーもお手紙を用意しました。そしてその中にはギフトカードをみんな結構いれているらしいのです。プレゼントはあくまでプライベイトなことなので、あまり大っぴらには聞けません。パンサーを偵察に出して、お友達から聞き込みをさせるぐらい。日本じゃ考えられませんが、こちらではかなりの頻度で先生にギフトカードを渡します。それで便宜を図ってもらうというものではなく、どうやら子供にギフトを渡す練習をさせているように思えます。もらった先生方もギフトをもらったからどうということはなく、接し方も変るものではありません。ただ、もらったものが何であれ、ギフトカードであれ、子供のクラフトであれ、必ずすぐにThank you noteを返してきます。

今日もご訪問ありがとうございます。アメリカ暮らしは長いのですが、一人娘を通して経験するアメリカの学校はまだまだ驚きの連続です。上手く皆さんにお伝えできるといいのですが。下のバナーにクリックをしていただけると励みになります!!
にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ
にほんブログ村

by flouribunda | 2009-11-05 16:12 | | Trackback | Comments(0)


<< ちりめんキャベツ      体育の授業  >>