ローズ家の台所

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2009年 08月 08日

長期滞在型コンドミニアム その1

アスペンには色々なレベルのホテルから家具つきコンドミニアム(日本でいうところのマンション)、一軒家を貸してしまうものまで、一般的に他の街より割高ではありますが、宿は沢山あります。

他のスキーリゾートと同じく、アスペンは長期滞在する人が多いので、台所と居間がついた2寝室もしくは3寝室のコンドミニアム(=コンド)が一般的です。大体持ち主がいて、持ち主が使わないときは管理会社(たとえば一番大手のFriasなど)がその部屋を管理して、旅行者に部屋に見合った料金で貸し出します。


部屋のランクはエコノミー、スタンダード、デラックス、ラグジュアリーと値段が分かれ、ラグジュアリーとエコノミーでは3倍から4倍値段が違います。もちろん部屋のグレードも全く異なり、飛行機のファーストクラスとエコノミーを較べたようなものでしょうか。それらも混み具合によってハイシーズン、レギュラーシーズン、ローシーズンと分かれ、これまたハイとローでは2倍ぐらい値段が違います。

私達は仕事で滞在しているので、仕事先から指定されたコンドに滞在します。毎年違うコンドに泊まっています。管理会社のサイトなどを参考にすると、スタンダードクラスのようです。しかし、スタンダードクラスでも普通に旅行で来ていたら大都市で高級ホテルに充分泊まれるようなお値段です。

もう10回以上来ていて、同じ部屋になったことはないので、スタンダードクラスの部屋がどういうものなのか、かなり分かるようになりました。持ち主がいるので、インテリアも全て異なります。年によって、好みの好き嫌いはありますが、全て機能的には遜色なく、一度も不満があったことはありません。
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部屋は華美ではありませんが、清潔で、2寝室2Bathroomで100㎡強ぐらいあり、街の中心に位置し、もちろん家具、リネン類、タオル、台所用品はすぐ生活が出来るようにすべて揃っています。TVやDVD,CD、ケーブルも完備、ここ5年ぐらいはインターネットも即座に使えます。

洗濯機、乾燥機もほとんどの場合、室内(大体台所)にあるか、共同の洗濯機が各階にあります。共同の場合は洗濯機、乾燥機とも有料になります。

台所は大型冷蔵庫、食洗機、オーブン、電子レンジ、トースター(アメリカはオーブントースターではなく、いわゆる縦にパンを入れる昔ながらのトースターが多いです)コーヒーメーカーは必ず、他の小さな家電は部屋によってばらつきが。ある時はミキサーがあったり、フードプロセッサーだったり。

食器はもちろん洋食器。ガラスコップ、コーヒーマグ、洋皿大、小、シリアルボウルなどが最低、ダースでそろっているのが標準です。

お鍋も洋鍋ですが、色々な大きさの鍋が4-5個、フライパンが2個ぐらいついています。カトラリーもダースで揃い、今回は珍しくお箸も6客おいてありました。あとは耐熱容器各サイズ、ボウル各サイズ、栓抜き、缶きり、へら、ナイフ、ワインオープナー、トング、調理バサミ。

調味料の類も大体基本的なものは前の借りていた人が置いていってくれます。お掃除の方が一応点検して、問題がなさそうなものは置いておいてくれるようです。最初は気味が悪くて使えなかったのですが、最近はくさらないものは有難く使わせていただいています。たとえば砂糖、塩、こしょう、油など。私達も帰る時に置いて帰ります。

同じ様に洗剤、キッチンペーパー、ラップ、ゴミ袋などの消耗品も前の人が置いていったのから使って、無くなったら買い足します。

お掃除のサービスは契約により異なるようです。エキストラにお掃除を依頼することもできますし、もちろん掃除機、掃除道具も全てそろっています。

by flouribunda | 2009-08-08 14:06 | ローズ家の日常 | Trackback | Comments(0)


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