ローズ家の台所

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2015年 10月 02日

ローズ家の台所改修工事中

今東海岸に滞在中ですが、自宅を改修工事中です。

改修工事をするのは主に台所と隣接するバスルームとランドリールームです。
以前2000年に家を購入した直後、引っ越す前に台所は新しくリフォームをしました。
それから15年が経ち、家族の形も変われば、台所の使い方も変わってきました。

私は以前から娘が大学に行く時には家を売ってアパートに住みたいとずっと言っていました。
古い一軒家は何かと毎年修理が必要で、50代には管理が大変になるだろうし、
鍵一つで憂いなく家を留守に出来る簡便さに勝るものはないと思っていました。
でもそれよりも一番怖かったのは娘が家から巣立ったあと、淋しいのでは?ということでした。
家には娘がいた頃の思い出が詰まりすぎていて、主人と2人の生活に戻るのに精神的に足かせになってしまうような気がしていたのです。
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(従兄弟のお兄ちゃん達と年越し蕎麦。冷蔵庫には全面に学校から持ち帰った作品が貼られ。
壁にはバイオリン曲を絶えず聞かせるためのCDプレイヤーと大きなカレンダー。まさに子供仕様でした。)
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(台所の横のファミリールームとサンルームは本棚、おもちゃ棚で埋め尽くされ、
今から思えばよく掃除して片付けていたなあと思います。
でもリビングルーム、ダイニングルームは大人仕様のままだったので
その頃はまったく気になりませんでした。
それよりも台所に続くこの2部屋はアメリカの学校のクラスルームの雰囲気を目指していた頃。
毒を食らわば皿まで状態。広さのあるアメリカの住宅なのでできたことかもしれません。)

でもそれは娘が10代となり成長するにつれて杞憂に終わりました。
家の中でも徐々に子離れ、親離れがすすみました。
ファミリールームの模様替えサンルームの模様替えも少しづつ大人仕様になった頃から、
娘が小さいころの思い出は薄れていきました。

そして思いがけなく訪れた4年も早い娘の巣立ち。
(娘は2014年9月より寄宿学校に行きました。)
子離れ、親離れには十分準備が整っていたような気がしますが、
困ったことに家離れの境地にはなかなか到達しません。

なので今しばらく2人で暮らすには大きすぎる家だけれど、
少し工夫して住みやすく改造していくことにしました。

庭にある小さな離れをホームジムにしたり、
贅沢ですが別寝室や別バスルームにして全ての部屋に目的を持たせてみると
流れが良くなり、不思議と掃除も楽になりました。

だんだん2人でもこの家を使いこなすことが出来そうな気がしてきました。
少なくとも60代前半ぐらいまではなんとかいけるのではないか。

そこで持ち上がってきたのが台所のリフォームです。

2000年にこの家をリフォームしたのは娘が生まれて半年の頃でした。
子供を育てることを優先した台所作りとなりました。
新築ではないのでリフォームには制約がつきまといます。
予算内で、子供も調理に参加しやすく、お友達が来て走り回ったとしても危なくない、
お料理もしやすく、掃除もしやすく、収納力の高い台所。

この台所のおかげで娘は健康に育ち、お料理も好きになってくれました。
目的は達成できたようです。
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(小さい頃はよくお友達が来てくれました。決して走り回らせていたわけではないのですが、、、。
ベンチは子供達がお料理に参加するためにおいてありました。)

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(小さい時は開放的なキッチンはとても便利でした。)

娘が小さい頃は、日本にいれば普通に目にするであろう日本食をあれやこれや作っていたので道具もたくさんありました。
絵本に出てくる日本の食べ物は家で再現しないと気がすまなかったものでした。
食事が生活の中心でもあったため、普段の食卓と遊び場は直結。それを台所側から見守れるのが安心でした。

小学校の頃になり、お勉強が中心になると普段の食卓は別の部屋に移動し、台所の横は勉強部屋となりました。
お料理しながら勉強を見てあげられました。学校に持っていくおかし作りなどもあって、広いカウンタースペースは本当に便利でした。

中学になるとおもちゃや絵本もなくなり、学校も忙しく、勉強も大変になってきます。
家族揃っての食事の時間が一番大事な頃でした。
食べる量も多くなり、食べれるものも多くなってきて、一番私が精を出してお料理を作っていた時かもしれません。
手伝わせたり、娘も自分で調理をするようになったり、2−3人で動けるスペースが必要でした。

娘がいた頃はとても機能的に使えていた台所でした。

しかし今はほとんど主人と2人の生活です。
私一人と犬だけという時間がほとんどとなって、180度台所の使い方が変わってしまいました。
こんなに違うものなのか、と自分でも驚きでした。

そうすると使いにくいところがとても目立ってくるようになりました。
これをあと10年強、使い続けるのは難しいかもしれません。

15年といえば、そろそろ家電も買い換え時期にもなってきます。
(実際に食洗機は13年で、冷蔵庫はこちらにくる直前に壊れました。)
このまま同じ位置に家電を置いても良いのだろうか?などと考えているうちに、
リモデルするのが良いように思えてきました。
そんな時、頃合いよく主人がサバティカルで家を留守にすることが決まりました。

リフォームする時に一番大変なのは家に住みながら工事をすることです。
これまでの小さな補修工事でも、それにはかなり悩まされました。
どんなに綺麗にきちんとしてくださる大工さんでも
やはり家の中が工事中なのはホコリもたちますし、落ち着きません。
これまで以上の大幅な改修工事をするのであればその期間、
必ず別に住まいを用意しなければならないと思っていました。
その矢先に家が空き家になるチャンス。
これを見逃す手はありませんでした。

そしてこの機会に、まったく今までリフォームしていなかった水回りのランドリールームとバスルームも一緒に改修することにしました。

もともと築約90年のこの家で、ランドリールームは比較的新しい30年ぐらいのものですが、すでに老朽化しています。
コンクリートに埋もれているため配管も昔のままで、以前水道管の破裂も経験した箇所です。
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バスルームはさらに古くオリジナル、約90年たっています。
私たちが入居してからも配管とトイレだけは取り替えましたが、
以前の持ち主さんの時にシャワールームの水漏れを修繕したのであろう、揃っていないタイルがあったり、
床には亀裂が入って、ドアも普通に閉まりません。
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大変な時間、労力とお金がかかるリフォーム、でも生活が便利に豊かになる楽しい作業です。
もうこれが人生最後のリフォームになるかも、と思って、入念な準備をすすめてきました。
新しいローズ家の台所+αの完成はいよいよ目前です。

実は私が使うための台所の全面リフォームはすでに日本、アメリカで何回か経験しました。
そして主人の職業柄、数週間から月単位で色々な国のアパートに住んだ経験もあり、
実際に料理した台所は50軒以上は優に超えるかもしれません。
まったく、なぜ??この知識、他に生かせないものかと自分でも呆れますが、その集大成、、、となるでしょうか?

主人には「これが最後?では絶対ないと思うよ。」と言われています。
その時のためにもしっかり記録に残したいと思っています。
将来娘が家をリフォームする時にも参考になるかもね。
なんといっても、アメリカ人リフォーム大好きですから。
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娘を育ててくれたお台所さよなら写真。

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by flouribunda | 2015-10-02 01:06 | ローズ家夫婦の家 | Trackback | Comments(4)
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Commented by natsumikan at 2015-10-02 01:48 x
いやだ、flouribundaさん、涙が出そうになるじゃないですか〜!
私が初めてお邪魔させていただいたのはたしかお嬢様が5年生くらいの時で、古いお写真にあるような黒板や沢山のおもちゃは見たことがなかったのでローズ家の歴史が感じられてじーんとしています。そっか、あのベンチはお料理のお手伝い用だったのですね。家族のかたちと共に変わるお家。昔ならそんなこと考えたことなかったです。
きっと新しいお台所もローズ家のみなさんの暮らしを豊かにしてくれる素敵な場所になることと思います。とても楽しみですね。
そしてあの鉄のお鍋とVitamixを使いこなしてるflouribundaさんを想像していますよ。(笑)
鉄のお鍋、重いから悩みますよね。でも何でも美味しく焼けるんだもの、大袈裟だけどあるとないとでは暮らしが変わりますよね〜。悪魔のささやき?(笑)
Commented by raypianoviolin at 2015-10-02 04:02
うわぁ~、すごく楽しみです!リフォームはやっている間、頭の痛い事が多いですが、やはり楽しいですよね。待ちきれません!^^
Commented by flouribunda at 2015-10-02 04:17
ミカンちゃん、

小さい時はすごかったよ〜。アメリカだからできる事と割り切って、子供仕様に徹底しておりました。
幼稚園や小学校できると思った。日本人のお子さんがいたら、すぐ家に拉致してきて遊んでもらってました。
それだけ危機感が強かったのかな?とにかく日本のおもちゃに埋もれていました。
子供のいない時は全くモノが少なく、置かない主義でした。
でもこの状態もこの時は嫌だと思っていなかったから、子供がいることで自分も変わるものだなあと思ったわ。
ちょっと極端だけど、我が家の場合。
今また回帰してるから、こういう波があるから人生きっと楽しいのよね。

最近夢でも悪魔がでてきてうなされております〜。

Commented by flouribunda at 2015-10-02 04:21
レイママさん、

今回は1年以上かけて頭ひねらせていたのが、もう目前なんてまるで夢見たい!というか時間速く経ちすぎ。
でも準備は大変でしたが、もうあとはほとんど完成を待つだけなので、本当に留守の時にやってもらうことにして正解でした。楽しみにしててね〜。


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