2015年 05月 18日

娘のお誕生日

5月15日は娘の15才のお誕生日でした。
寄宿学校なので家族でのお祝いはまた帰ってきてから。
イースターや母の日も、娘のお誕生日も今年は初めての娘不在。
今はまだ感謝祭やクリスマス、お正月には帰ってきますが
それも時間の問題ですね。
行事や記念日ごとに家族としての成長?娘の巣立ちを実感します。

久しく登場していない娘の近況をば、、、
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14才の秋に寄宿学校に旅立ってからというものの、それまでの生活とは180度変わって、今は主人と2人の生活。
もうすっかり慣れてしまい、私たちもそういうお年頃だったのだなあ、とつくづく思います。

そして時折電話で娘の話を聞いていると、本当に寄宿学校に進学して良かった、と思うことばかりです。

小さい頃から親がお膳立てをして色々なことをさせていたからか、とにかく何でも片っ端からやりたい。
親としても色んな経験をさせたいとは思うものの、浅く広くというのも具合が悪かろうとそれなりに日本語やバイオリンには時間を割いていました。
けれど勉強はもちろんのこと、バイオリンもそれなりにやりたいけれど、スポーツも、ダンスも、ディベートも、お洒落だって楽しみたいし、
最新のポップ音楽事情、流行を知らないのも耐えられない、お友達とのお付き合いもとても大事にしたい。
もちろん親として彼女のそういう気持ちを理解できたものの、自宅にいて、以前の学校に通っていたのでは何かを諦めさせるしかありませんでした。
彼女なりに理解はしていても、親が絡んでくるので何かとややこしい。
今思えばティーンエイジャーになる頃にはその思いが鬱積して、まるで檻の外に出たがっている野生動物のようでした。

寄宿学校進学を決めた理由の一つは、彼女がやりたいことを全て自分自身で決めさせてあげたかったからです。
こちらの学校にいたままではバイオリンもスポーツも課外授業はほとんど親がかりになってしまいます。
彼女がやりたいということを全てこなすには1日24時間では足りないし、親も足りません。
それでもきっとやらせてあげたくて、東奔西走し、補えることを私たちがやってあげようとしたことでしょう。
でも今のように娘が自分自身で何かを成し遂げるチャンスをあげられたかどうか。

早くも、もうすぐ1年生が終わります。

10月に授業参観に学校に私たちが行き、11月感謝祭は1週間強はじめて一人で飛行機で帰ってきました。
12月にも冬休みで2週間強帰ってきました。来月6月に半年ぶりに会うことになります。

最初は学校の生活に慣れるのに大変だったようです。時折保健室から連絡をいただくこともありました。
でもそれも徐々に自分で健康管理を気をつけるようになってなくなりました。
今年は大雪のとても厳しい冬だったようです。それこそ雪をほとんど見たこともなかった娘なので、想像を絶するほどだったでしょう。
今は春の恵みを心から楽しんでいるようです。

スポーツは秋にフィールドホッケー、冬アイスホッケー、春は陸上でハードルを走っています。
音楽もやっているため、本当は参加しなくてもよいチームスポーツですが、とにかく「運動をしないのは耐えられない。ストレス解消にはスポーツが一番。」とセリフまでアメリカンになってきました。
高校のスポーツをやると毎日2−3時間の練習に加え、土曜日の時間はほとんど試合でつぶれます。体力維持のためのスポーツの域は超えています。

フィールドホッケーは絶対やってみたかったそう。足を怪我したり、手首を痛めたり、でしたが他の課外活動となんとか両立しました。それに自信が出来たのか、冬はアイスホッケーがやりたい、と。初心者は普通参加できないチームスポーツですがフィギュアスケートをやっていた娘は厳しいアイスホッケーの選考会も滑りが速いため難なくクリアしました。10人中2人しか参加できなかったそうです。さすがに危ないのでは?と最初は心配でしたが、こっちも離れていると心配してもしょうがない。選手層が厚いのでベンチ温め要員だったそうですが、一度試合で得点した時はものすごく爽快だったようです。とにかく練習で滑っているのが気持ち良いよいようでした。小さいころ時間が足りなくてやめたフィギュアスケートでしたが、こんなところで復活していました。春は中学の時から好きだったハードル走。毎日外で練習なので真っ黒に日焼けしてしまったそうです。飛ぶ時の形がよいとコーチに褒められて、前回の競技会では上級生に混じって2位だったとか。

詳しい状況は全くわからないので「得点した!」「2位だった!」という彼女の喜んでいる声に、素直に「すごいね!良かったね!」と言ってあげられます。
思えばそんな風に手放しで褒めてあげられたのは小学校低学年以来。そのころは何が出来ても「すごい!」と心から褒めてあげられた。
年齢が上がり、周りの状況を親も娘自身も判るようになると、どうしても比較対象があります。いつのまにか褒めたあとに「もっと頑張れ」になってしまっていました。
それが、たとえシーズン1度っきりの得点だったとしても、どんな競技会で2位だったとしても、今はベタ褒め。
どちらの褒め方が良いかは別として、親として精神的にはとても楽になりました。

ダンスはチアリーダーになりました。フィギュアスケートをやっていた頃からダンスが好きで、時間がなかったので本格的に習えませんでしたが、中学でも選択授業でダンスのクラスをとっていました。高校に入っても必ずやりたいことの一つでした。でも音楽とスポーツがあるのでクラスは取ることができません。なので隙間時間に出来る、しかも花形のチアリーダーには絶対なりたかったそうです。選考会で1年生から3人選ばれた時は本当に喜んでいました。2年生でも必ずやるのだそうです。
私たちも授業参観に行った時にフットボールの試合でダンスを見ましたが、とても楽しそうな姿が嬉しかったです。

寄宿学校に行ったらバイオリンはどうなるのだろう?それは娘の選択に任せよう。と腹を括った私たちでしたが、なんとか続けているようです。
オーケストラと室内楽オーケストラ、両方に所属しています。室内楽オーケストラでは春休みはベトナムに2週間の演奏旅行に出かけました。
世界中に卒業生がいる、歴史ある学校なのでどこの街でも大歓迎されたそうです。娘も参加できてとても誇らしかったようです。
レベルは大きな街のユースオーケストラとまではいきませんが、学校の生徒だけとしたら立派なものです。
特に弦楽器はかなり上手な生徒が揃っているので、弾く曲も難しく、やりがいがあるようです。
今オーケストラではラフマニノフのピアノコンチェルト2番を練習しているのだとか。
「??ピアノは??弾ける生徒がいるの?オーケストラもそんな大曲が弾けるの??」
「ピアノはすっごく上手な生徒がいるのよ。ラフマニノフは私もオーケストラで弾いたことがあるから何とかなってる。そりゃプロのレベルじゃないけどね。」
とオーケストラでもすっかり自分の居場所が確保出来たようです。
個人レッスンもとても素晴らしい先生に見ていただいています。「スポーツとの両立は無理、もう少し練習時間をとって。」とは言われるらしいのですが、
譲れないようです。今新しい曲を練習しているそうですが「バイオリン練習しなくっちゃ〜!時間がない〜!」とは言いつつもどこか楽しそう。
時間がない、と言いながら、来年は室内楽のグループを作るかも?と、バイオリンをやめる気配は全くありません。

ディベートも続けています。本当はもう一つ経済のクラブに入ったらしいのですが、さすがにそれは時間がなく辞めたそうです。でも中学から続けたディベートは続けていて、母の日の先週の日曜日は終日ディベート競技会だったそうです。(ちなみにその土曜日は1日陸上の競技会)これは高校の間ずっとやりたいことの一つのようです。

来年は寮ももっとスポーツへのアクセスが良いところに引越ししたいとリクエストを出し、これまでの課外活動はそのまま継続、できれば新聞や日本クラブ(今年はスケジュールのため参加できなかった)にも入る、とますます意欲的です。3才の子供と同じように体を動かすと大人は死ぬと聞いたことがありますが、15才の女の子と同じように行動すると私は死ぬ、と話を聞いていて思います。

大切なお友達もたくさんいます。高校生なので多少の入れ替わりはあるものの、男女合わせて10人ぐらいのグループでほとんど家族のような関係だそうです。きっと一人っ子の娘にしたら心からそう思っているのではないでしょうか。誕生日のお祝いのディナーもそのグループでお祝いしてくれるのだとか。そして、その親しいお友達以外にもスポーツや音楽を通じてたくさんの知り合いができたそうです。誕生日当日は皆が色々サプライズを考えてくれて全く淋しくなかったようです。クラスは少人数で選択制なので親しいお友達とは別、普段の食事も時間が合うとは限らないので他の知り合いと食べることもある、そういうのを聞くと不憫に思う時もあるのですが、本人は全く気にしていない様子。自分の中3の頃を考えても、そんな社交性があったとは思えないので、そういう場所で淋しく感じないで楽しむことが出来るのは親としてとても安心です。FBの誕生日メッセージをみても100通を超えていました。詮索する気はなかったのですが、中には以前の学校のクラスメイトや、10才の頃に3ヶ月滞在したベルリンのお友達も、どんどんお友達の輪が広がっているようで頼もしく感じました。

今いる寮は2人部屋です。来年は個室を希望しているようですが、今年は相部屋で学ぶことも多かったようです。とても親しい間柄ではなかったことが、勉強などの邪魔にならず、かえって良かった、とのこと。他の人と同じ部屋で暮らすということで今まで経験したことがない我慢もあったようです。

勉強も最初は寄宿学校独自の学習方法にとても戸惑いがありました。でも今では他の学習方法は考えられない、と言うようになりました。それがだんだんと成績にも現れてきたように思えます。2年生から1レベル上の科目を取るために夏休みの補習を先生に交渉するなど、勉強に対してとても積極的になりました。中学では良い成績でしたが、どちらかというと物足りなく感じていた学校の勉強でした。でも今は全く気を抜けない毎日だそうです。主人は2年生のクラス登録がどうなっているのか、少し心配して連絡をとっていましたが、娘のしっかりした2年生の計画に、「親の出る幕はないね。」。

そして最近の写真をみても一寸の隙もないお化粧〜。さすがに以前のように髪の毛をセットする時間がない、といつもサラサラロングでいられるために、冬休みに帰ってきた時に縮毛矯正パーマをかけました。でもお化粧はバッチリ。きっと手早くすませる術を身につけたのでしょう。

6月に帰ってきたら楽しいお話がいっぱい聞けることでしょう。楽しみです。

お誕生日おめでとう。
14才は本当に心身ともにものすごい成長したと思いましたが
きっと15才はさらにその上をいくわね。楽しみです。
素敵な1年になりますよう。






by flouribunda | 2015-05-18 00:10 | 娘 ボーディングスクール受験記 | Trackback | Comments(10)
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Commented by natsumikan at 2015-05-18 02:51 x
お誕生日おめでとうございます。
久しぶりにパンサーちゃんの近況を知れて嬉しかったです。成長がとっても輝かしいです。
彼女の精神力と体力ならこのアメリカでも何不自由なく生き抜いていけそうですね。
そういう環境を用意してあげられるご両親のお力も素晴らしいと思います。
小さい頃に(もちろん今も)たくさん愛情を受けて、努力を惜しまないことを上手に教えてもらえたから今こうして美しく羽ばたいているのですね。
夏に会えるのが楽しみですね!
Commented by raypianoviolin at 2015-05-18 02:52
寄宿学校へ行かれる前から、どんどんと成長して行く様を見ていて、今は遠く離れた地で、思う存分やりたいようにやって生き生きしているお嬢様のご様子、ものすご~く目に浮かびます(うるっ)。まぁ、しかし欲張りましたね(もちろん良い意味で!)。読んでいるだけで、目が回りそう(笑)。今は何でも欲張って、た~っぷりと豊かな人生を謳歌してもらいたいですよね~。^^普段会わない孫の成長を楽しみにするおばあちゃんのようになってきた。なんだか幸せな気分を味あわせてくれてありがとうね(嬉泣き)。素晴らしい一年になりますように!お誕生日おめでとう!
Commented by flouribunda at 2015-05-18 03:35
mikangちゃん、

ありがとうございます。
まだまだ15才だからこれからどうなるかわかりませんが、とにかくアメリカで生き抜いてもらわなくちゃいけないから強くなってもらわないとね。だから私も心の底から叱ったし、激しい子育てでした。でもアメリカでは母親だけだからそんなに思いっきり言いたいことを言ってあげられるの。それも小さいうちだけ。今は本当に何も言えなくなりました。mikangちゃんはこれからよね。KちゃんもAちゃんもきっと強い子になるよ〜。
Commented by flouribunda at 2015-05-18 03:47
レイママさん、

今が一番体力、気力共にある時だから、高校時代でしかできないことを思いっきりやってもらいたいとは思っていたけど、これほどとは、、、。いつ寝てるんだろう?という感じよ。家にいて同じことされてたら、きっと心配でたまらなく、さぞ口うるさく言っていたことと思うわ。でもなんとか全部それなりこなしているみたいだから、寄宿学校に行って正解でした。私も普段を知らないから時々話を聞くと青春ドラマみたいで、自分の娘とは思えない、、、。
Commented by lgbbetty at 2015-05-18 06:17 x
娘さん、お誕生日おめでとうございます。世界中のどの15歳よりも忙しいけどものすごく充実した毎日ですね〜。ホント読んでるだけで目が回りそうです。夏休みは良い充電時間になるのでは?もうアメリカでも日本でもどこでも立派に生きていけますね〜。ウチなんて今やっと対等に話しして娘の考えてることや将来のビジョンが見えてきたところです。ローズ家は早くも子育て終盤ですね。お父様お母様お疲れさまです!
Commented by flouribunda at 2015-05-18 13:21
ベティさん、

何をおっしゃいますか、目指せベティさんのお嬢様ですよ。素晴らしいです!!うちはまだまだ当分すねっかじりですから、、、でもかなりそれも理解していて、貴重な若い時間は無駄にしていないようですので(何に時間使っているかは別として、)、ま、いいか、と。これが将来どう芽がでるでしょうね。
Commented by cafemaman at 2015-05-19 03:36
遅れてしまいましたが、パンサーちゃん、お誕生日おめでとうございます。15歳!!なんだか13歳、14歳とは全く違う響きがありますね。 お嬢様の近況を読みながら胸が熱くなりました。もともととてもしっかりしたお嬢様ですが、こんなに充実した毎日をこんなにしっかり過ごされてご両親としても安心して見守ってあげることができますね。うらやましい限りです。15歳という1年がパンサーちゃんにとって益々素敵な1年になりますように。
Commented by flouribunda at 2015-05-19 05:40
ママンさん、

ありがとうございます。
娘が行ってから、ちゃんとやっていけるのだろうか?まだ早すぎたんじゃないか?と思った時もあったのですが、今は彼女のためにはつくづく良かったと思っています。でも一度離れてしまうとアメリカですから、もう同じ家族の形には戻れないと思うと一挙に年をとってしまった感覚が襲ってきて、アンチエイジングには良くないかもしれません〜。15才、きらきら輝いたイメージですよね。私もこれからどう展開していくのか楽しみです。(もうな〜んにも出来ないし。)
Commented by clover at 2015-05-20 01:59 x
遅ばせながら、15歳のお誕生日おめでとうございます!本当に忙しい中もきらきら輝いていますね!スポーツ、3シーズンすごいです〔息子の周りでも数えるくらいです)。2週間のベトナムの演奏旅行も素晴らしい経験ですね!
息子もまあ別人のようでもあり(いきなり20cmくらい伸びたし)、親のほうの意識がなかなか追いついていませんーー。
帰宅が待ち遠しいですね。
Commented by flouribunda at 2015-05-20 07:30
クローバーさん、

コメントありがとうございます!!

私も3シーズンなんて、そんなに運動好きだったんだ、、、と小さい頃にもっと何かスポーツやらせときゃ良かったかな?と驚きました。でもその反動かもしれませんね。
男の子って20cmものびると顔も変わっちゃいますよね。娘の前の学校お友達の男の子達なんて久しぶりに会うと判別不可能です。高校の間の変わりようってすごいものだと思いました。
なんだかあっと言う間でした〜。口を挟むことが少なくなると時間はもっと早く過ぎてしまいますね。


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