2014年 12月 10日
ストレスフルな受験期間。こんなこともありました。 以前はずっとこの部屋がファミリールームでした。娘がお勉強する年になってからはここで主人も一緒に机を並べて勉強していました。2階に娘の部屋が出来た時に主人の机は娘の部屋に、娘の机は映画部屋に持って行ったのでこの大きなテーブルを買いました。この机で主人と娘が両端に座って勉強していました。分からない事があったらすぐ聞けるように、勉強を習慣づけるために自然とそういう形になったのですが、中学になってからはコンピューターを自由に使わせないためという目的もありました。コンピューターはかならずファミリールームでしか使えない事と決めていました。 しかし8年生になって宿題も多くなり、コンピューターにむかう時間も多くなると監視するのも限界がきていました。それでも主人は高校生になるまではコンピューターは勝手に使わせてはならない、勉強も見てやらなくちゃいけないと言っていました。となると主人の出張中は私がその責務を負う事になります。そして娘は主人がいない時は気が緩み、必ず私と衝突。私がほとほと疲れて「小学生ならいざ知らず、中学生を縛り付けるのは無理!!もう自分の部屋で勉強させましょう。」と談判すると、主人は「年内はそれほど長期間出張しないから僕が見るから来年出かけるまで待って。」とのこと。渋々その日がくるのを指折り数える毎日でした。 そして先週のこと、あまりの机の上の汚さに、またその上で忙しいからと飲み食いするのを見て、私が爆発。娘との抗争が激化しました。そしてふと見ると、主人がいない!道具一式もって他の部屋に逃げて仕事をしています。それをみて「貴方は自分が見るからと言って結局見ていない!!」とさらに血が上り、模様替えを急遽決行しました。娘のものはコンピューター、バイオリン、机の上になぜかあるネイルエナメルから脱いだ靴下に至まで全て彼女の部屋に放り込み、ファミリールームをダイニングルームにしました。 主人も家庭内ノマドに終止符。以前ダイニングルームだった部屋を仕事部屋にしました。机の上に何もなくなってスッキリ!主人が仕事をしていたため(コンピューターのスクリーンが見難くなるというのが理由)開けられなかったシェードも開き、庭も見えるようになりました。あとは壁にかかっている額を移動して、穴埋めペンキ、本棚を整理して、主人の部屋の本棚も整理、ローマンシェイドを取り替えたら完璧! 少なくとも私の生活空間だけはは清々しい空気がながれるようになりました。 娘の2階の部屋は見ない事にしています。 今日もご訪問ありがとうございます。気の持ちようだとは思うのですが、この長い受験期間は緊張の連続で気が休まる時がありませんでした。今思い出すとなんだかこんな風だったなんて信じられません。 下のバナーに応援のクリックをいただけると嬉しいです。 にほんブログ村
by flouribunda
| 2014-12-10 00:10
| 娘
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Comments(10)
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cazorla at 2014-12-10 00:56
いまどきの女の子ってそうなんでしょうか。
ローズ家のお嬢様がそうなら うちはしょうがないのかしら。 少し安心。
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flouribunda at 2014-12-10 03:33
cazoriaさん、
それなりに口うるさく躾けてきたつもりですし、家も人様にお見せして恥ずかしくないぐらいにはいつも片付いているはず。娘も小さい頃はきちんとしていたところがあったのですが、学校での生活がメインになってきたティーン前頃からでしょうか、どんなに口を酸っぱく、うるさく言ってもスルーになり、身も心もヤンキー娘に変身してしまいました。アメリカで生きて行くのであれば、それは仕方ないとこちらも潔くあきらめました。日本のように家族が一つ屋根の下で折り合いをつけて暮らしていく、という意識が一般的に希薄な社会なので仕方がないですね。
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raypianoviolin at 2014-12-10 03:45
本当に!そんな事があっただなんて全く思いもしない今の穏やか~な空間。女性陣の抗争から、ひっそりと逃れるご主人様おもしろいですね~(笑)。flouribundaさんにとっては笑えないでしょうけどね。これも、もう思い出なんですね~。
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flouribunda at 2014-12-10 04:19
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caianina at 2014-12-11 06:03
こんにちは!
我が家も夫がいるとシャキッとする娘ですが、私がいるとだらけます。最近は、私だけだとバイオリンの練習がだらだらしてしまうので、夫が立ち会うことも多々。二人だけだと煮詰まってバトルになるという事もあるので仲裁人がいると助かります(笑)。小学校2年生(日本では1年生)でこうなので中学生になったらどうなるのか・・・。
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flouribunda at 2014-12-11 09:18
caianinaさん、
フィレンツェも華やかな季節ですね! ライバル意識も芽生えてくるのか、どうしてもやはり同性だと衝突も多くなりますね。それが成長するということなのでしょう。でも親子なのだから関わりあった方が絶対いいと思うのでバトルは回避不可能?母親の仕事かもしれません。ああ冬休みに帰ってくるのは嬉しいですが、また小言を言わなければいけないと思うと頭痛いです〜。 楽しいクリスマス、お正月をお過ごし下さい!
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匿名
at 2014-12-16 00:48
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私も娘とはぶつかる時期がありましたが、時が経つにつれ良き話し相手、理解者になってくれています。なかなか思いが伝わらない時もありましたが、今では迷いが生じた時、アドバイスも求めてくるようになりました。親は味方にしていた方が得、とも感じてきたのでしょうか。父親にとっての娘は、特別な存在、みたいですね。
感謝祭のご帰省ではゆっくりお話できましたか?先週、今週とホリデーイベント満載で大忙しのようです。この時期、体調を崩す子供たちも多いので、ボーダー生は離れているだけに心配ですね。もうひと頑張り! 今年の冬休みはのんびりできることでしょう。ご家族でよいお年をお迎え下さい!
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flouribunda at 2014-12-16 03:15
匿名さま、
まだやはり衝突はありますが、会うたびに精神的な成長も感じるようになってきました。普段いないからでしょうか。すぐに大人になってしまいますね。小言を言えるのも今のうちだけかもしれません。前回は1週間、瞬く間でした。今回は2週間と少し、のんびりできるでしょうか。 良いクリスマス、お正月をお迎えください。
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匿名
at 2014-12-16 23:22
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大人になるということは自立し離れていくことなので、親にすれば楽だけれど寂しいですね。お嬢様はしっかりなさっているので安心でしょう。
高校の必修科目に哲学・宗教はあるのでしょうか?ボーディングスクール独特の教育の中で、大人度がさらにアップすることでしょう。楽しみですね。
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flouribunda at 2014-12-17 15:11
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アバウト
米国在住27年となりました。カリフォルニア州パサデナ在住。一人娘が成長しEmpty Nesterとなってから50の手習いで一念発起。ナンタケットバスケットの講師としてパサデナロサンゼルス教室を開講しています。こちらのブログでは50代夫婦の日常を綴っています。2021年6月、20年間住んだ「ローズ家の家」を売却し、現在はコンド住まいです。気軽にコメントしてくださいね。 by flouribunda リンク
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