ローズ家の台所

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2013年 09月 25日

オーケストラにカムバックと盲導犬ミーティング

この春に卒業したはずのオーケストラ。諸般の事情により今年も入団することになりました。先週このオーケストラの初練習の後、マネージャーの方から連絡があり、その後ディレクターの先生からも直々にお手紙をいただきお誘いを受けました。新しい別のオーケストラにも入った事だし、学校の勉強も忙しいので散々迷いました。昨晩までぎりぎり返事を保留していたのですが、決心しました。

e0178312_1330148.jpg懐かしいオーケストラフォルダーです。今回途中入団を決めたのは何人かいました。パンサーが返事をしたのは昨晩だというのに、パンサーの分だけはしっかり名前も印刷して用意されていたそうです。すぐにフォルダーを渡され、となりの子が「私のは?」と聞いたら「ご免、まだ用意しているところだから。」と言われたそう。新しいオーケストラのマネージャーも「貴女がパンサーね。」と彼女だけに挨拶に来てくれたり、パンサーの顔を見て飛び上がって喜ぶお友達、顔も覚えていない他の団員の子達からも「戻ってくれてありがとう!」、まるで凱旋将軍のような歓迎だったそうです。私まで他のお母さん方に「戻ってきてくれたんですね!!」と感謝される始末、、、。

仮の席順は既に決まっていたので、途中入団の生徒達は後ろの席で弾いたそうです。しかし覚悟はしていたものの、2週目なのにかなり残念な演奏だったようです。あまりに簡単な楽譜にもショックを受けたらしいのですが、初見で弾いてた自分の音しか聞こえてこない時もあった、とか。

パンサーが戻る決心をしたのは、あるお友達がオーケストラで弾いているというのを聞いた時でした。(その子には悪いのですが)それほど困っているのか、、、と驚いたようです。3年間本当にお世話になった歴史のあるオーケストラが衰退するのを見るのは忍びなかったそうです。自分が何か出来るのであれば、、、。とディレクターに返事をしました。実は主人は先週話があった時に「時間の無駄だから、、、。」と言っていました。もちろんとんでもなく忙しくなるでしょうが、私はとっても立派な選択をしたと喜んでいます。さあ、このオーケストラをパンサーはを引っ張っていけるのでしょうか?頑張って欲しいです。


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パンサーが練習している間、私は隣町であった月1の盲導犬パピーのミーティングに行ってきました。パピーの成長の経過を報告し合うミーティングなのですが、最近問題になっている偽介助犬の話題でもちきりでした。ネットで偽ジャケット(写真で緑のハーネスのようなもの)や偽IDが簡単に手に入り、一部の心ない人達がそれをきちんと躾のされていない犬に着用してお店に入り、汚したり、傷つけたり、人に危害を加えたりすることで、サービスドッグの利用を認めない施設が増えてきているのだそうです。もちろん身体障害者差別禁止法(Americans with disabilities act 通常ADAと呼ばれます)により身障者のアクセスは確保されなければいけません。なのでショッピングモールなどでは、サービスドッグは一旦カスタマーサービスで犬小屋に入れられ、そのかわりに店員さんが案内するところが増えているそうです。でもそれでは外出が億劫になる人もいるだろうし、何よりパピー達の訓練は出来ません。正式な介助犬ではないパピー達はこれまでお店側の好意に支えられて入店を許可されてきました。もしお店側が難色を示すようなことがあれば必ずお店の指示に従う事と私達も盲導犬学校からきつく言われています。
実際に同じ盲導犬学校の緑のジャケットを着せられた偽パピーに遭遇した人もいました。普通、犬は入れないお祭りで会ったそうです。同じ学校のパピーを育てている者同士、普通なら話に花が咲くはずなのですが、「どこのグループ?このパピーの親はだれ?」と聞いても全く要領を得ない返事だったそうです。終いには「なぜ質問ばかりするの?迷惑なんですけど」と言われ、即刻その場で写真を撮って盲導犬学校に問い合わせて偽パピーだったことが発覚したそうです。すぐジャケットは脱いだそうですが、ふざけるにもほどがあると皆さん怒っていました。ある人は町で「そのジャケットどこで買えるの?それを着けるとどこにでも連れて行けるんでしょ?」と言われて開いた口がふさがらなかったとも。
ADA法により、障害の有無、内容を直接本人に問うのは罪になるそうです。なのでサービスドッグをお店に連れてこられた場合、その真偽を確かめるのに犬のIDの提示は求められても、本人への質問はしにくいそうです。「貴方のどんな障害にこの犬は役立っているのですか?」と聞いてはいけないのだそう。「Disability」という言葉は本人に向かって使ってはいけないので、「この犬はどのような介助をするのですか?」としか聞けないそうです。それが偽介助犬をのさばらせる1つの原因にもなっているとか。きっとご自分の犬可愛さのために、軽い気持ちで着せてしまうのでしょうが、本当に必要な人達のことを考えて欲しいものです。私は人手が足りない時にお手伝いするだけのパピーシッターなので皆さんの話を聞いているだけですが、なかなか毎回ためになります。

今日もご訪問ありがとうございます。これでコンサートで皆が上手く弾けるようになったらまるで青春ドラマ!そうは上手くは行かないでしょうが、きっと良いリーダーシップを取る機会になると信じています。

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by flouribunda | 2013-09-25 15:33 | | Trackback | Comments(10)
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Commented at 2013-09-25 21:29 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by lgbbetty at 2013-09-25 23:18 x
おひさしぶりです! 娘で同じようなことがあったなぁと思い出しました。ウチはスポーツだったのですが、小さいときは結構うまくて年上のチームに入ったりしてたのですが地元のチームに入ったときレベルの違いにびっくりしたことがありました。本人は楽しんでやってましたがリーダーシップはとらなかったかなぁ、ウチの場合。成長がはやかったみたいであっという間に他の子たちに抜かれてへたくそになりましたが、お嬢さん成長されることでしょう。よい経験になりますよ。
Commented by maman at 2013-09-26 00:58 x
あ~、なんだか読みながら胸が熱くなってウルウルしてきました。
子どもがお友だちに歓迎されるのをみるのって、なんともいえない気持ちになりますよね。家ではいろいろ言いたいことが山のようにあるけれど…外ではこんなに慕われてるのか~と思うと、それだけで充分のような気もしてきたり。。(と言いつつ、私の場合、その場を離れて車にのった瞬間からお小言を言ってしまうのですが…)

パンサーちゃんならきっと、オーケストラをしっかりと引っ張って、素晴しいコンサートが実現することと思います。あ~~、そのコンサートも聴きにゆきたい。。。↓も、某所でも書きましたが、本当に素敵!!演奏はもちろん美しいパンサーちゃんにも釘付けになりました。 こんなに安定した演奏でも、お母さまは緊張されるのだから、私が緊張しないで子どもの演奏を聴けるようになる日は・・・一生こないかもしれません。
Commented by flouribunda at 2013-09-26 03:26
非公開コメントさま、

はじめまして!コメントありがとうございました。
おっしゃる通りなんですよ。それでよろしければ是非またお越し下さいませ。
Commented by flouribunda at 2013-09-26 03:34
ベティさん、

おおっ!色んなところで足跡はたどっていたのですが、、、、お久しぶりです!バイオリンのためになるかどうかはわかりませんが、色々なことを学ぶ良い機会になると思います。
こちらにいらっしゃる際には是非お声をかけて下さいね。
Commented by flouribunda at 2013-09-26 04:33
ママンさん、

どんどん親が関わることが減ってきて、本人が直接やり取りするようになってきて、でもちゃんと色んな人ときちんと付き合って行けているのを確認すると本当安心ですよね。こういう時間の使い方が正しいのかどうかはわからないけれど、自分で決めたのだから頑張って欲しいです。

しかし音楽をそれなりに習っている子供の数はここら辺では極端に減ってきているみたいです。去年まではオーケストラの中でも切磋琢磨が見られたのに残念なこと。このトレンドが続いたら、、、とちょっと暗い気分になりました。

安定??確かに顔にはあまり出なくなってきたような、、、(面の皮が厚くなってきた、とも言う)、音は?????私も一生無理です。
Commented at 2013-09-26 13:22 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by flouribunda at 2013-09-26 16:26
鍵コメさま、

コメントありがとうございます!
そんな以前の記事を覚えて下さって、、、。
最近はなるべく親に頼らず、なんでも自分で決心して、周囲と独自の信頼関係を築き上げようとしています。彼女の心の成長を感じます。今なら子供に対しても、もっと違う対応をするかもしれませんね。

そうおっしゃっていただけて、嬉しいです。
Commented by toriyashiki at 2013-09-27 03:23
盲導犬の偽ジャケットってやっぱり売ってるんですね。それで納得。前に明らかにサービスドッグじゃないでしょ?という犬がそのジャケットを着てるのを見ました。オフリーシュで、人間たちの10mぐらい後ろを、匂い嗅いだりマーキングしたりしながら歩いてました。なんのサービスやねん!
Commented by flouribunda at 2013-09-27 14:20
鳥屋敷さん、

今色んなジャケットを売っているらしいですよ。あまりお店側が問いつめられない事を良い事にレストラン、映画、モールに犬を連れて行くらしい。ちゃんと躾けてあるなら、ある意味問題ないんだけど、そういうのに限って躾は滅茶苦茶だったりするそうです。匂い嗅いだり、マーキングしたりしたら絶対盲導犬にはなれないんだもの。


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