ローズ家の台所

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2011年 12月 09日

Radianceとアボカドシフォン

Radianceとアボカドシフォン_e0178312_354143.jpg水曜日はご招待を受けて科学者マリーキュリーを主人公にした劇を観てきました。アメリカで本格的な劇を観るのははじめてです。しかも主人公がマリーキュリーとあって、専門の話が出てきて私に理解出来るのかしら?寝ちゃったらどうしよう!とか心配していましたが、とんでもない、とても面白く、15分の休憩をはさんで2時間たっぷり楽しめました。UCLA正門前の歴史ある劇場、The Geffen Playhouseは最近改装されたそうでとても雰囲気のあるお洒落な劇場でした。私たちが鑑賞した劇は2つあるホールのうちの小さいホールでありました。定員は100人ぐらいでしょうか。なのでステージは目の前。アングラ劇場ような小さい劇場で観たのもはじめてでしたが、舞台と一体感があって迫力があっていいものですね。

しかしマリーキュリーの科学に対する情熱もさることながら、恋愛に対してもすこぶる積極的だったとは初めて知りました。キュリー夫人の不倫相手(皆さん、ご存知でした??)の奥さんの演技が主人には怖かったそうですが、私にはとても印象的でした。ある場面ではまだピエールキュリーが生きている頃、友人の科学者夫妻達でパーティをします。そこで後に不倫相手となる科学者Paul Langevinの奥さん(科学者ではない)が「私がどんなに頑張っても貴方達の科学の高尚な会話にはついていけない。」と研究熱心で家庭を顧みない夫を批判し、ヒステリーをおこします。もちろん我が家の主人は家庭を顧みてくれる科学者ですが、その奥さんの台詞が私には非常に良く理解出来てしまいました。

マリーキュリーに対して清廉潔白なイメージしか抱いていなかった私には、劇をみてかなり彼女に対する印象が変わりました。でもあとから色々な方に聞くと、この劇ではまだおとなしく書いてあるほうで、実際はもっとスキャンダラスであったかもしれないという話を聞いて、またまたびっくり。人は見かけによらない?彼女の伝記といえば小学生向けのものしか読んだ事がなかったので、作られたイメージだったのですね。大人は黙ってたんだ。

パンサーはお留守番だったのですが、きっと彼女でも充分楽しめた劇でした。偉大な科学者なのにとても人間臭くて、可愛らしくて、強い女性だったんですね。こういうのを見せた方が科学者に対して偏見?を持たなくていいと思うのですけど、、、。パリを舞台に是非映画にしてほしいです。

Radianceとアボカドシフォン_e0178312_42546.jpgアボカド消費月間。先週の様なが来ないと、この先役に立つ事はないかもしれませんが、せっかくなので色々試しています。結構アボカドって買うと高いのでこんなことでもなければ試せません。

アボカドシフォンケーキ。
Cpicon ローズ家のアボカドシフォン by ローズ家の台所


今日もご訪問ありがとうございます。しかし劇の前にお食事にも呼ばれていたのでパサデナを出発したのは4時半、それでも6時には数分遅れてしまいました。帰りは30分で帰れたのですが。ロスアンジェルスの交通渋滞には困ったものです。
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by flouribunda | 2011-12-09 07:00 | ローズ家の日常 | Trackback | Comments(0)


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