ローズ家の台所

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2009年 09月 06日

日本語補習授業校がはじまりました

e0178312_1281984.jpgパンサーの行く日本語学校は土曜日だけ、年間42授業日しかありません。平日は英語で義務教育を受け、土曜日だけ日本の教科書を使って日本の学校生活を送っています。

この地域は日本人の数も多く、日本語を教える学校も沢山あり、日本語を学ぶ環境としてはとても恵まれています。子供の日本語の習熟度に応じて、また保護者がどれだけ子供に日本語を習得させたいかによって選ぶことが出来ます。子供への日本語教育、私達がこちらで子供を育てるにあたって重要な柱の一つです。私達が選んだのは文科省から校長先生や教頭先生も派遣されている、日本の指導要領に沿った教育がおこなわれている補習授業校。つまり週5日の授業で習うことを、一日で習ってきます。

恥ずかしながら子供を育てるまで、親が日本人で英語圏に住めば、自然とバイリンガルになると思っていました。しかしそれは大きな間違いでした。余程の語学的な天才でない限り、やはりどちらの国の言語でも義務教育を問題なく受けられるレベルに達するのはとても難しいことです。子供はもちろん、親にとっても相当の努力を強いられます。

また「思考の器」としての母語が子供の中で確立するのを待たずに、第2言語を教えることによって「二兎を追うものは一兎をも得ず。」になる確率も高いそうです。「子供をバイリンガルに」という安易な考えだけでは、かえって子供のためにならないという危険性。これについては親の私達にとっても日々葛藤の種です。日本人の親を持つ日系人として、日本語とその文化をある程度まできちんと習得しておくことが彼女の人格形成に役立つと信じておりますが、バイリンガルだけを武器に世の中を生きてもらいたいと思っているわけではありません。私達にとっては第2言語である英語の実力が年齢相応に達しているかということにも常に敏感になっていなければいけません。

毎日試行錯誤の連続ですが、ふと気づくと、日本に行けば駅の表示や看板をすらすらと読むようになり、英語では母親の書く文章を添削してくれるようになりました。

今日から新学期。夏休み中、旅行が続いても泣きながら頑張った宿題の束を持って誇らしげに登校しました。

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理科の自由研究  はじめて自分でテーマを考え、実験してまとめました。まとめるまでは大変でしたが、最後には自分で満足が出来るものとなりました。昨晩のことですが。おかげで写真が暗いです。こちらでは夏休みにまとまった宿題が出ないためか、この学年で自由なアイデアで最初から最後まで自分でレポートをまとめるということは授業ではありません。(得意な子がサイエンスフェアなどで発表する機会はあります。)こうやって夏休みの宿題として出してもらえるととても勉強になります。

by flouribunda | 2009-09-06 12:40 | | Trackback | Comments(0)
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